改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2021.8.26

実践的な職業教育の充実
-キャリアデザイン(留学生)-

科目名 : キャリアデザイン(留学生)
テーマ : 社会人から学ぶ(1)
実施日 : 2021年6月7日(月)
担当教員 : 高橋 薫 政経学部非常勤講師
講師 : ①伍 莎沅(ゴ サゲン)氏〔株式会社ミキハウス Fashion Adviser〕 ②中川 夏実氏〔株式会社ミキハウス 人事部〕
活動内容 : キャリア・デザイン第9回では「社会人に学ぶ(1)」というテーマでゲストトークを実施しました。ゲストは株式会社ミキハウスFashion Adviser伍莎沅氏(2019年本学商学部卒業)、と同社人事部の中川夏実氏です。
まず、人事部の中川氏から同社の留学生の採用方針や入社後の外国籍スタッフのキャリア形成などについてお話しいただきました。同社では現場での経験を重視していることから、新入社員はFashion Adviserとして店舗での商品の販売や接客からスタートすることが多いと言います。また、国内市場だけではなく積極的に海外への販路を開拓しており、外国籍スタッフの意見を取り入れながらの現地のニーズに対応した展開を行っているそうです。次に、本学の卒業生の伍莎沅氏から、大学での過ごし方や就職活動の経験、現在の業務についてお話しいただきました。大学時代は飲食店でのアルバイト経験があったことから、元々接客業に関心があり同社の採用試験に応募したそうです。学生時代は日本語によるコミュニケーション力を向上させるために日本語能力試験N1の合格を目指したと言います。入社してからは都内の店舗でFashion Adviserを努めていますが、コロナ禍で対面販売だけではなくEC(E-Commerce)にも力をいれているそうです。中国で人気があるSNSのWeChatを使って同社の商品をアピールするなどの業務も担当しているという報告がありました。
履修者の講義リフレクションの記載をみると、コロナ禍で就職活動に漠然とした不安を抱いているものの、直接人事担当者や卒業生の話を聞くことができたことは、日本での就職活動への大きな動機づけとなったようでした。

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