改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2021.11.29

実践的な職業教育の充実
-3年ゼミナール-

科目名 :3年ゼミナール
テーマ :仕事にも生きる異文化体験
実施日 : 2021年10月27日(水)
担当教員 :三井 美穂 商学部准教授
講師 : 比嘉 ちひろ 氏〔日本航空客室乗務員〕
活動内容 :日本航空客室乗務員の比嘉ちひろさんをゲストスピーカーにお招きし、「仕事にも生きる異文化体験」をテーマに講演をしていただきました。異文化理解を目的に学ぶ三井ゼミと伊藤ゼミの約50名が参加しました。
比嘉さんには、学生時代にホームステイや語学留学、海外での就業体験などを通して得た異文化体験が、現在の業務にどのように生かされているかを中心にお話しいただきました。異文化とは外国の文化というだけでなく、育った環境や価値観の違いも異文化の一つとして捉え、様々な「異文化」の人と接することによって、業務でも多様なニーズやウォンツをくみ取ることに役立っているとのことでした。異文化体験や知識はお客へのステップインに生かすことができ、それはホスピタリティに欠かせないというお話でした。「こういう考え方の文化もある、という小さな知識の積み重ねが、期待を超えるホスピタリティに繋がる」という言葉が印象的でした。
また語学学習と業務での英語コミュニケーションの違いについても触れていただきました。時折英語でのスピーチを織り交ぜながらのお話に、私たちの語学学習に対するモチベーションも高まりました。
ゼミ生に質問しながら講演を進められ、90分があっという間に終わりました。講演後はゼミ生の質問にも気さくに応じていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。異文化を理解することが将来にどうつながるのか、考えるよい機会になりました。将来のキャリア形成の点でも、大変勉強になりました。
日本航空と比嘉千尋さんに、あらためてお礼を申し上げます。

この記事をシェアする