改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2021.11.29

実践的な職業教育の充実
-スポーツ医学B-

科目名 スポーツ医学B
テーマ :
コンディショニング
実施日 :
2021年11月11日(木)
担当教員 :
鈴木 なつ未 国際学部准教授
講師 :
中本 真也 氏〔独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター/国立スポーツ科学センター スポーツメディカルコンディショニング課ハイパフォーマンス・ジム トレーニング指導員〕    
活動内容 :

今回招聘した中本先生は、筑波大大学院修了後、カナダに渡り、理学療法士資格を取得後、カナダで理学療法士として勤務されました。その後帰国し、(独)日本スポーツ振興センターに入職、トップアスリートのトレーニング、リハビリ指導に従事しています。今夏の東京オリンピック・パラリンピックでは、選手村でトレーニング指導に従事しました。
今回は、「コンディショニング」というテーマで、コンディショニングとは何か、どの様に取り組むべきかについてお話頂きました。その中で、『コンディショニングは自分の身体を知ること、自分を知ること』という大きな投げかけがありました。これについては、私自身も日頃から講義において学生に投げかけている言葉であり、何か特別な事をすることがコンディショニングではなく、オリンピック日本代表でも、大学生でも、取り組む事、考えなければならない事は同じであるとのお話でした。
加えて、中本先生がカナダに渡られた経験から、海外と日本のスポーツ傷害における対応等の違いに疑問を感じ、現在進めている研究をするに至ったお話もありました。スポーツを通した海外の取り組みや、海外での活動経験のお話は、国際学部の学生にとっては特に、有益な情報となりました。
また最後には、身体のケア、使い方について、日頃中本先生がトップアスリートに行っている実技指導もして頂き、大変貴重な機会となりました。

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