LEADER MESSAGE
チーム長メッセージ

2021年4月、本学は2030年に向け「教育ルネサンス2030(学校法人拓殖大学中長期計画)」が策定されました。伝統ある国際大学として、「人間尊重」の精神と多様性を受けいれることのできる寛容性を身に付けたグローバルに活躍できる有為な「拓殖人材」の育成を目指します。このたび、教職員・学生一体型の「オレンジプロジェクトチーム」第2期がスタートしました。このプロジェクトは、課外活動のひとつとして位置付けられ、学生メンバーと共に今後どのように大学が社会と繋がるべきか模索しながら活動を展開してまいります。
2015年4月に「拓殖大学 教育ルネサンス2020」のグランドデザインが提示されました。この目的の一つに「グローバル人材=拓殖人材」の育成があり、拓殖人材育成実現のために〈2020 TAKUSHOKU NEW ORANGE PROJECT〉が立ち上がりました。本学のスクールカラーでもあるORANGEは、フレッシュで瑞々しいイメージを持ち、未来を切り拓く力強い生命力を表しています。このプロジェクトは、世界を拓く果実(拓殖人材)を育成するという全学を挙げてのプロジェクトです。この6年間、次世代を担う若い職員が中心となり、各部署のセクショナリズムを取り払い、新たな視点で学生と共に広報活動を実践し、国際交流、学生生活の充実、キャリア教育サポート、スポーツの振興、地域貢献、女子学生満足度向上などさまざまな活動を通して多くの拓殖人材が育ちました。「教育ルネサンス2030(中長期計画)」のビジョンの一部に『変革の激しい現代社会にあって、本学は教職員が協働して、学生一人ひとりが持っている存在能力を開花させる』また、『友情を育み他者と協働して社会の発展に貢献できる有為な青年人材の育成を図る』としています。新たに5つのテーマに基づき発足した「オレンジプロジェクトチーム」においては、プロジェクトの大義に加え、更に「共感・努力・発信」を視野に入れ、国内外問わずあらゆる地域から人が集う「大学」という場でプロジェクトの各テーマに基づく実践的な成長が得られる活動を通じ、コミュニケーション能力や人間力を高めていただけたらと考えます。

オレンジプロジェクトチーム長(常務理事・事務局長) 川口高志