改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2026.4.8

実践的な職業教育の充実
―政経学部のアクティブ・ラーニング科目「地域安全論」の授業において、外部講師を招聘し授業を実施しました―

科 目 名:「地域安全論」
テ ー マ:青少年の犯罪と誘引:闇バイト問題に迫る
実 施 日:2025年度 後期・水曜日3限(13:50~15:35)
担当教員:政経学部教授 渡邉泰洋、若林直子
講  師:守山  正 氏(拓殖大学名誉教授)
     寺中 湧飛 氏(NPOサンカクシャ)
     安部 哲夫 氏(獨協大学名誉教授)
履 修 者:36名

活動内容:
本講義は、2018年度に新設された政経学部のアクティブ・ラーニング科目として、従来の座学形式にとどまらず、学生が主体的に地域課題の解決に取り組む「学生参加型アプローチ」を取り入れ、多角的な理解と実践的スキルの修得を目指しています。

本年度は、社会的にも関心の高い「青少年の犯罪と誘因:闇バイト問題に迫る」をテーマに設定しました。近年、SNSを介した闇バイトに関与する青少年が増加し、実行犯としての検挙や深刻な被害が社会問題となっています。本科目では、こうした現状の背景にある社会的要因や心理的側面について多角的に分析し、学生自身の視点から、学内外に向けた効果的な啓発活動や予防策の立案に取り組みました。

全13回の授業は、理論の修得、実証的調査、分析、成果発表の4段階で構成されています。学際的な知見と実務的視点を融合するため、守山正名誉教授をはじめ、NPO法人サンカクシャの寺中湧飛氏、独協大学の安部哲夫名誉教授など外部講師を招き、講義やディスカッション、直接指導を実施しました。

学習プロセスの核心であるグループワークでは、学生自らアンケート調査票を作成し、フィールドワークによる実態調査を行いました。収集したデータは統計的手法を用いて分析し、その成果は最終回の研究発表会において具体的な施策提案として発表されました。

本演習を通じて、学生は犯罪を個人の問題としてではなく、社会の構造的課題として捉える視点を身につけました。また、専門家との対話を通じて公共政策の立案プロセスを体験したことは、キャリア形成の観点からも大変有意義な機会となりました。

第3回
10月15日(水)
外部講師守山 正 氏(拓殖大学名誉教授)
テーマ加害者・被害者としての青少年
第6回
11月5日(水)
外部講師寺中 湧飛 氏(NPOサンカクシャ)
テーマ闇バイトを含む青少年犯罪者の社会的原因
第8回
11月5日(火)
外部講師安部 哲夫 氏(獨協大学名誉教授)
テーマ闇バイトを含む青少年犯罪をどのように防ぐか
第11回
12月10日(水)
外部講師守山 正 氏(拓殖大学名誉教授)
テーマ海外における青少年の犯行と被害

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