経営・財務・その他
社会情勢の変化に耐えうる
財政基盤の構築と、
内部留保資産の充実を図ります
近年の18歳人口の減少による学校間の競争激化や文部科学省による定員管理の厳格化等これまでに経験したことのない厳しい時代となっている。本学はこれら大学を取り巻く社会情勢等の変化に耐えうる財政基盤を構築するため、収入の安定的確保や多様化を図るとともに、既存事業を見直し、費用対効果を検証し、極力、物件費や人件費の抑制に努める。
また、施設・設備の改修等による財源を確保するため、各種引当特定資産に積極的な積立を行い、内部留保資産の充実を図る。
基本戦略1収容定員増による学生生徒等納付金収入の安定的確保
- 個別計画
- 社会情勢の変化や志願者動向に即した収容定員増
基本戦略2財務比率の改善
経年比較や他校との比較など財務分析を行い、学校経営の判断として健全な財政に役立てる。
- 個別計画
- 事業活動収支差額比率の向上と人件費比率、教育研究経費比率、管理経費比率の適正化
基本戦略3各種引当特定資産への積立による内部留保資産の充実
- 個別計画
- ① 施設・設備の改修・修繕等、将来必要となる原資に対する計画的な積立
② 緊急時における学生への経済的支援の財源確保
基本戦略4学生生徒等納付金以外の収入の確保
本学の収入の大部分は学生生徒等納付金と補助金である。18歳人口の減少や定員管理の厳格化、社会情勢の変化により、学生生徒等納付金の安定的確保が厳しくなっている。また、私学助成の拡充が社会から求められているが、積極的な補助金の獲得や寄付金の受入、施設の外部貸出など学生生徒等納付金以外の収入を確保し、収入の安定的確保を図る。
- 個別計画
- ① 科学研究費補助金等の競争的資金の獲得
② 募金活動の強化
③ 施設の外部貸出
基本戦略5広報機能の強化
本学のあらゆる情報を集め、現況をリアルタイムに発信するとともに本学の特色をWeb等各種媒体を活用して、効率の良い広報活動を展開する。
- 個別計画
- ① 多種多様なメディアからの情報収集及び情報発信力の底上げ
② 知名度及び大学ブランド向上に向けた取り組み
基本戦略6「学園共同体」として、拓殖大学学友会や拓殖大学後援会及び各設置校(※)との連携強化・促進※拓殖大学北海道短期大学・拓殖大学第一高等学校
相互理解や連携の強化により、「学園共同体」として力の結集を図り、各組織とネットワークの強化に努め、連携して学生に対する支援を行う。
- 個別計画
- ① 拓殖大学学友会、拓殖大学後援会との連携強化
② 拓殖大学北海道短期大学、拓殖大学第一高等学校との連携促進