改革改善の取組

Improvement Reform

  • FD・SD

2024.10.7

令和6年度 商学部FDワークショップを開催しました

少子化が想定以上のスピードで進み、大学を取り巻く環境が大きく変化していることから、今後はより一層受験生から「選ばれる大学」になることが求められます。そのため、本学では今年4月より教職協働による「拓殖大学ブランディング・プロジェクト」が始動し、商学部からも教員がメンバーとして参加しています。本学におけるブランディング・プロジェクトの現状を知り、今後どうすべきかを考える機会として、今年度の商学部FDワークショップは、「大学におけるブランディングで検討すべき課題~商学部として今後取り組むべきこと~」をテーマに9月27日(金)に開催しました。

講師にこれまで多くの企業や大学のブランディングに携わり、現在本学のブランディング・プロジェクトにアドバイザーとしてかかわっていらっしゃる(株)アストラカンの有澤卓也代表取締役社長を招き、本学でのブランディング・プロジェクトにおける活動や商学部として取り組むべき課題等についてお話しいただきました。有澤氏からは、大学を支持してくれるステークホルダーは受験生である高校生だけではなく、保護者や地域住民、企業人事など多様であり、「ブランディングとは、評判を育て上げていく終わりなきアクション」であるとのお話や、本学ブランディング・プロジェクトが実施した学内・学外アンケートの結果についてご紹介いただきました。時間的制約から十分な質疑応答の時間が取れませんでしたが、ワークショップ後のアンケートでは「ブランディングの重要性を認識した」、「本学の外部からのイメージおよび位置づけがよくわかった。これを踏まえてブランディングを考える必要があることも理解できた」、「大学の本部(あるいは一部の人々)のみがブランディングやマーケティングを考えるだけでなく、現場の人々の意識改革も重要だと思う。その意味で今日のお話は大変参考になった」等の意見が多数寄せられました。商学部では、今後も教員の日々の教育、研究、社会貢献活動に資するFD活動に取り組んで参ります。    

(文責:海口浩芳 商学部教授・商学部FD成績評価委員長)

この記事をシェアする