改革改善の取組

Improvement Reform

  • FD・SD

2024.10.31

令和6年度 国際学部FDワークショップを開催しました

国際学部は10月25日、八王子国際キャンパス恩賜記念館において、明海大学外国語学部日本語学科 西川寛之准教授をお招きし、「一般講義授業において留学生の理解を促進するための工夫(授業の工夫、使えるツールなど)」をテーマに、FDワークショップを開催しました。

国際学部の特長の一つに留学生比率の高さがありますが、留学生比率は近年さらに高まっています。こうした背景を踏まえ、留学生教育の実践経験豊富な外部講師を招いて、他大学等における留学生教育の実践事例や最近の動向を学び、今後の留学生教育の改善を目的に開催したものです。

講演に先立ち、国際学部の尾沼玄也准教授より、留学生の現況とアンケートを踏まえた留学生の声の紹介を行い、続いて西川氏から明海大学における留学生支援の活動紹介、一般講義授業において留学生の理解を促進するためのさまざまな工夫について、詳細な説明がありました。

西川氏からは、留学生がつまずきやすいところを確認し、留学生が事前に調べる手がかりを提示する重要性が指摘され、そのために必要な実践的なツールとして「日本語文書難易度判定システム」等の紹介もありました。講演後には、多数の教員との間で活発な質疑応答が展開されるなど、大変有意義なワークショップとなりました。
国際学部では、『教育ルネサンス2030』の各基本戦略を踏まえ、さらに教育の質の向上に取り組んでまいります。

(記事作成:国際学部自己点検・評価(FD)委員長 岡田 実)

国際学部の現状について説明する尾沼准教授
西川講師による講演の様子

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