改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2025.2.3

実践的な職業教育の充実
-3年ゼミナール-

科 目 名:3年ゼミナール
テ ー マ:『やさしい日本語』コミュニケーション―多文化共生に必要なもの―
実 施 日:2024年12月12日(木)
担当教員:外国語学部教授 藤本 淳史
講  師:宮武 茜 氏(NPO法人八王子国際協会 理事/kokohana やさしい日本語でつながる八王子の会代表/府中市多文化共生センターDIVE勤務)

活動内容:
2024年12月12日(木)3年ゼミナールの時間に宮武 茜氏(kokohana やさしい日本語でつながる八王子の会代表/府中市多文化共生センターDIVE勤務)に「『やさしい日本語』コミュニケーション―多文化共生に必要なもの―」のワークショップをしていただきました。

ワークショップでは、宮武氏から「やさしい日本語を広げるための活動」「多文化共生・国際理解を深めるための活動」「外国にルーツを持つ人のための活動」を行っている「kokohana やさしい日本語でつながる八王子の会」の設立のきっかけをお話しいただいたあと、「やさしい日本語ってなに?」と「やさしい日本語のポイント」について様々な実例を交えながらご紹介いただきました。本年度のワークショップは、実例が多く、より実践的な内容でした。

ワークショップでも、宮武氏から「外国人の方々は『文化の壁』に加えて、日本語を十分に理解できず情報を得ることができない『言葉の壁』のリスクがあり、特に震災などでは喫緊の問題になっている」というお話がありました。「異文化間の誤解や摩擦を軽減して、より良いコミュニケーションを図るためにはどのようにしたらよいか」というテーマで研究している藤本ゼミナールでは、このような活動を通して外国人の方との「言葉の壁」をなくす活動に取り組んでまいります。

今回のワークショップに加え、NPO法人八王子国際協会にボランティア登録をしている藤本ゼミナールの学生は、11月16日(土)に開催された「八王子いちょう祭り」にも参加しました。八王子国際協会のブースにおいてゼミ生たちは参加してくれた子どもたちに対して、様々な国々の子供のおもちゃやじゃんけんのやり方を紹介したり、「やさしい日本語」を使って言い換えるクイズを出すなど、実践的な活動も行いました。今後もこのような活動を積極的に続けていきたいです。

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