改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2025.2.14

実践的な職業教育の充実
-外国語学部 キャリアガイダンス-

科 目 名:外国語学部 キャリアガイダンス
テ ー マ:「上海での大学院進学・就業のリアル:拓大後輩へのメッセージ」
実 施 日:2025年1月17日(金)
担当教員:外国語学部准教授 郷澤 圭介、阿部 沙織
講  師:下條 一直 氏(株式会社LATEGRA 中国法人上海三角帆商貿服務有限公司責任者)

活動内容:
株式会社LATEGRAの中国法人である上海三角帆商貿服務有限公司の責任者で、本学外国語学部中国語学科卒業生(2012年卒)の下條一直(しもじょう いっちょく)氏にZoomを利用したリモートでご講演いただきました。

野球に明け暮れた高校時代から、拓大中国語学科に入学してゼロから中国語を学び、在学中は恵まれた留学制度を利用して短期1回、長期2回の計1年4ヶ月の中国留学で中国語を磨かれました。拓大卒業後は、上海交通大学公共事務国際学院へ進学し、在学中に経験したインターンをきっかけに現地のIT企業に就職。その後現在に至るまで、上海にてバーチャルシンガーの運営に携わってこられたご経験について後輩へのアドバイスを織り交ぜながらお話いただきました。

約60分のご講演のあと、受講生全員から質問を募り、「外国語を学ぶうえで最も大切なことは?」「留学前にしておく準備は?」「外国語での修士論文執筆で苦労したことは?」「上海での人間関係で困ったことは?」など、外国語学部らしい質問が多く出ました。その他に「中国で人気のあるスポーツ・日本のアーティストは?」など文化・生活にまつわる身近な質問も挙がって大変盛り上がり、時間が足りなかったという声が受講生からは聞かれました。

野球漬けの高校時代から一念発起して拓大で中国語に専念し、海外へ飛躍し最先端のIT産業界で活躍される先輩の姿、「失敗を恐れずに外国語を口にし、世界へ飛び立て」というメッセージは受講生に大きな感動と勇気、励ましを与えてくれたようです。

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