改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2025.11.29

実践的な職業教育の充実
―2年・3年ゼミナール―

科 目 名:2年・3年ゼミナール
テ ー マ:政治家と実業家の「二足のわらじ」で得られたもの
実 施 日:2025年11月20日(木)
担当教員:政経学部教授 丹羽 文生
講  師:長瀬 達也 氏(ICS行政書士法人代表社員・板橋区議会議員)

活動内容:
講師である東京都板橋区議会の長瀬達也議員は、神奈川県横浜市生まれ。高校在学中に1年間アメリカへ留学した後、法政大学法学部へ進学し、弁護士を目指しました。卒業後は大東文化大学大学院法学研究科に進み、司法試験にチャレンジするも不合格を繰り返し、挫折を経験します。それでも「法律でメシを食っていきたい」との思いから一転、地域社会に密着した「街の法律家」と言われる行政書士になろうと決意し猛勉強の末に合格、26歳にして行政書士事務所を開業されました。

悪徳商法対策、交通事故法務、相続業務に携わる中、「法律だけでは救えない身近な人々に光を当てたい」との思いから、当時住んでいた板橋区の区議会議員選挙に出馬し、当選を果たされました(現在5期目)。長瀬議員は「議員は公僕。皆様が支払った税金からお給料を頂戴する立場」であることを常に意識し、政治活動に要する資金は全てビジネスによって調達してきました。そのきっかけは「自分で稼ぎながら政治をしなければ、真実を主張できない」という「政治の師匠」からのアドバイスだったと言います。

また、「有権者から政治献金を受け取れば『しがらみ』が生まれ、『特定の区民』の利益代表になってしまう。区議会議員は『全ての区民』の住民代表でなければならない」と強く主張されています。数々の失敗を乗り越えながら、現在は行政書士法人以外に不動産会社を経営されています。

「世間ズレ」しないよう日常的に中小零細企業経営者と積極的に関わり、寝る間も惜しんで苦しい立場に追い込まれた区民の声に必死に耳を傾ける長瀬議員。授業中も、ひっきりなしに電話がかかってくる姿が印象的でした。受講生からは「『挑戦して失敗する』より、『失敗を恐れて挑戦しない』方が遥かに後悔が大きいことを学んだ」、「何事にも『本気』で取り組むというスタンスに感銘を受けた」といった感想が寄せられました。

この記事をシェアする