改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2024.7.1

実践的な職業教育の充実
-4年ゼミナール(3年生含む)-

科 目 名:4年ゼミナール(3年生含む)
テ ー マ:海外戦略における異文化コミュニケーション
実 施 日:2024年5月20日(月)
担当教員:商学部教授 長尾 素子
講  師:上田 勝幸 氏(株式会社DAY TO LIFE執行役員、国家資格キャリアコンサルタント)

活動内容:
3、4年ゼミナールの時間を活用し、株式会社DAY TO LIFE執行役員で2級キャリアコンサルティング技能士・国家資格キャリアコンサルタントの上田勝幸氏に、海外戦略において必要な視点、スキルなどを中心にお話しいただきました。株式会社DAY TO LIFEは、「ビアードパパ」で知られており、「スイーツから、『よりよく生きる』を世界へ」を企業理念としており、海外展開を積極的に進めています。現在、日本以外の国、地域に200以上の店舗を有し、海外展開の難しさ、やりがいについて解説していただきました。現地スタッフとのコミュニケーションはもちろんのこと、現地でサポートする企業との連携、関係構築が最も重要とのことでした。
日頃、学生たちは、本ゼミナールで多様な人々と協働するために必要な異文化コミュニケーションについて理論を学修しています。企業現場では、「多様」なキャリアパスや生き方が可能になる仕組みづくりが重要であり、株式会社DAY TO LIFEは、「Diversity and Inclusion」の実践例として、とても参考になるものでした。受講学生たちは、上田氏のお話を理論と関連付け、多様性の重要性、さらには社会人として必要な知識、スキル、マインドについて、理解がより深まったのではないかと思います。
質疑応答の時間には、学生自身が経験したインターンシップについて、上田氏にアドバイスを求める質問もありました。学生たちは、キャリア形成が身近な問題として考えられるようになったようです。

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