改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2025.7.16

実践的な職業教育の充実
―  政治学入門  ―

科 目 名:政治学入門
テ ー マ:全国最年少町長の挑戦―「日本一幸せなまち」を目指して―
実 施 日:2025年7月8日(水)
担当教員:政経学部教授 丹羽 文生
講  師:小川 知也 氏(埼玉県比企郡鳩山町長)

活動内容:
講師である埼玉県比企郡鳩山町の小川知也町長は現在29歳。早稲田大学卒業後、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドに入社、衆議院議員秘書を経て、2024年7月、28歳で町長選挙に出馬し、現職を含む3人を相手に戦い当選を果たし、全国最年少町長となりました。

埼玉県中部にある鳩山町は、人口約1万3,000人で65歳以上の高齢化率47%と少子高齢化が著しい一方、「街の幸福度自治体ランキング」で2年連続全国第1位に輝いたこともあります。「日本一幸せなまち」を目指す小川町長は住民の「幸福度の高さ」を鳩山町最大の資源と捉え、①DX推進、②子育て、③移住の3本柱を打ち立て、行政サービスのオンライン化、給食費の完全無償化、移住支援制度の拡充に取り組み、さらにSNSを使いながら、自ら情報発信に努めています。

講義では、生成AIを駆使した講演用スライドやQRコード化したレジュメなどが使われ、先進的な手法を取り入れた授業が展開されました。高度なICT活用により、これまでにない新しい学びの形の講義に学生たちは強い関心を示し、大きな刺激を受けている様子でした。

役場職員の多くが一回りも二回りも年上ゆえ、「経験不足」、「若過ぎる」といった厳しい批判を受けることもあるそうです。それでも町民から受けた「負託」をバックに、「一対一の対話」を重ね、就任から僅か1ヵ月ほどで全職員と面談し、今では「笑顔が溢れる役場」になったと言います。

小川町長は最後に「学生へのメッセージ」として、「思考力×行動力=実現」という方程式を紹介。①行動する大切さ、②主体的な思考、③挑戦する勇気の3つを持つことで「自らのブランド力を育て、その価値を高めていくことで、自分だけではなく世の中の未来を変えることができる」とエールを送りました。受講生からは「現状に満足せず挑戦し続ける小川町長の行動力を見習いたい」、「民間企業で培ったノウハウを活かし、首長と言うより『経営者的思考』を持って行政運営に取り組む小川町長のスタンスに感銘を受けた」といった感想が聞かれました。

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