改革改善の取組

Improvement Reform

  • FD・SD

2022.10.28

令和4年度 外国語学部FDワークショップを
開催しました

10月21日、八王子国際キャンパス恩賜記念館において、神田外語大学チーフアカデミックフェロー、理事、名誉教授柳沼孝一郎先生をお招きし、「日本の外国語大学、外国語学部の過去、現在、未来―神田外語大学の実例から学ぶ」というテーマでお話しいただきました。
柳沼先生は神田外語大学の建学の理念と、沿革について、また外国語学部のディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーについて、その全容をご紹介くださいました。今だからこそ外国語学部の存在意義とその将来像を考え、「ことばと文化」という原点に回帰することが大切であるとお話くださいました。
神田外語大学の卓越した言語教育の内容、教育現場を「生き生きとしたもの」にするという理念、横断的なカリキュラムを組み一丸となって進化し続ける姿勢から、多くのことを学ばせていただきました。
神田外語大学と本学外国語学部は、その歴史、体質など根本的に異なる点が多いことは事実ですが、目指す方向性は酷似しています。英語の必修化、学部内交流の活発化、海外の大学との提携、家庭言語が日本語でない学生の日本語教育等、多岐に渡る点が検討事項として挙げられます。
「熱」が冷めないうちに、11月にカリキュラムに関する委員会を開催し、今回のワークショップの成果について議論する場としたいと考えています。
外国語学部では、引き続き「言語と教育」をテーマとして、各分野の専門家を招致し、教育の質向上に努めてまいります。

外国語学部FD委員長 居村啓子

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