11月26日、文京キャンパスで大学院国際協力学研究科がFDワークショップを開催しました。講師の立教大学前総長・郭洋春(カク・ヤンチュン)教授が「立教大学の大学院戦略」という演題で講演された後、ざっくばらんな質疑応答が行われました。
立教大学は、近年「21世紀社会デザイン研究科」、「人工知能研究科」などユニークな研究科を立ち上げ、注目を集めています。講演では、それらの研究科立ち上げの苦労、研究科間、また大学院と学部の関係、広報の実態など、総長経験者でないと語れない機微に触れられました。
立教大学は学生数では本学の2倍ほどです。研究科の設立、運営、広報での機動力は見習わなければならないという思いを出席者は共有しました。本研究科では、コロナ禍で中断しましたが、例年他大学の大学院関係者をお招きしてFDワークショップを開催しており、今後も続けていく予定です。
国際協力学研究科委員長 吉野 文雄