改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2022.12.23

実践的な職業教育の充実
-3年ゼミナール-

科 目 名:3年ゼミナール
テ ー マ:小学校英語教育の今と児童英語講師の役割
実 施 日:2022年12月2日(金)
担当教員:外国語学部准教授 居村 啓子
講  師:仲沢 淳子 氏(外国語学部講師、J-SHINEトレーナー)
活動内容:
仲沢淳子先生は、長野県の小学校で日本人英語講師を務められ、現在は*J-SHINEトレーナーとして、教員研修、セミナー講師として、活躍されています。今回は3年ゼミナールゲストスピーカーとして、仲沢先生をお招きし、「小学校英語教育の現状」と「児童英語教師の役割」についてお話いただきました。

はじめに、現在小学校で英語を教えている様々な立場の指導者について、これまでの調査をもとに解説していただきました。担任が主導で外国語を教えるとされながらも、英語教員免許を所有する公立小学校の教員の比率が低いこと、ALTが単独で教えることが多いという現状、学級担任は今後外国語を教えるのは、英語専科が適任だと感じていること、さらに近年の教科担任制の導入もあり、指導者が多様化していること等の現状が明確となりました。

児童英語講師の役割は、コーディネーター、アシスタント、インストラクター、トレーナー、アドバイザーと多岐にわたり、コミュニケーション力だけでなく、児童期の発達段階、特性の理解や、文科省の方針、学校のシステムの理解が求められること等を、詳細に教えていただきました。今後、児童英語講師を目指す学生や、小学校の教員を目指す学生にとって、大変貴重で有意義な機会となりました。

*J-SHINE NPO法人小学校英語指導者認定協議会


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