改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2023.9.14

実践的な職業教育の充実
-都市交通計画-

科 目 名:都市交通計画
テ ー マ:途上国交通計画の抱える課題とその解決に向けて
実 施 日:2023年5月16日(火)
担当教員:国際学部准教授 武田 晋一 
講  師:加藤浩徳氏(東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻教授)
活動内容:
■実施概要
ゲストスピーカーとして束京大学加藤教授に講義をお願いしました。7名の外部聴講者があり、当日の総受講者は21名でした。
■講義内容
講演内容は大きく分けて以下の3点でした。
1.独自調査の経験:ヤンゴンのバス交通に関する調査
2.データ品質確認の経験:中央アジアの越境物流データの例
3.開発途上国における大規模調査:ヤンゴンにおけるPT調査の経験
加藤教授の現地調査に基づく講演は学生の興味を引き、質疑応答を交えた進行によって、多くの学生が集中力を切らすことなく特別講演を終えました。
特に1のヤンゴンのバス交通に関する調査について、当時のミャンマーと日本の関係はJICAからの正式な支援を得られない状でありました。そのため現地政府からASEAN事務所経由で加藤教授に調査依頼があり、学生1名とともに現地に赴き、政府関係者ら多くの人の協力を得ながら試行錯誤の末にミャンマー初の交通調査を実施した過程が、国際学部学生の大きな興味を引きました。

この記事をシェアする