改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2023.10.11

実践的な職業教育の充実
-3年ゼミナール-

科 目 名:3年ゼミナール
テ ー マ:国際ビジネスにおけるユーモアの役割―多言語漫才の実践を通して―
実 施 日:2023年10月3日(火)
担当教員:商学部准教授 井内 千紗 
講  師:マヌー島岡(島岡 学)氏(芸人)
活動内容:
国際夫婦漫才コンビ、フランポネ(吉本興業所属)として国内外で活動するマヌー島岡氏を講師にお招きし、グローバル社会におけるコミュニケーション手段としての漫才の可能性について、事例と実践を踏まえて講義いただきました。
講義の前半では漫才を語学教育、異文化交流の場でどのように活用しているのか、「ソーシャルビジネス芸人」としての活動の意義や、日本の漫才文化を世界に広めることの可能性について、これまでの活動実績を紹介いただきました。
講義の後半は、相方であるスイス人のシラちゃんと共に、日本語、英語、フランス語の三言語での漫才を披露いただいた後、今度はゼミ生同士でコンビまたはトリオを組み、英語とフランス語での漫才にチャレンジしました。コンビ・トリオの名前を決めた後は「三段オチ」のネタの作り方を学び、簡単な単語やフレーズを用いて「ボケ」「ツッコミ」のあるネタを各自で考えて最後に披露しました。
漫才のことを今回の講義で初めて知ったという留学生もいましたが、ゼミ生全員が15分間でネタづくり・ネタ合わせ・練習までこなし、漫才を実践することができました。ただ「おもしろさ」を追求するだけではないコミュニケーションツールとしての漫才の可能性を、肌で感じる貴重な機会となりました。

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