今年度の教養教育運営委員会FDワークショップでは、立教大学社会学部メディア社会学科の教授で、現在のデジタルネイティブ世代にも造詣が深い木村忠正教授を登壇者として招聘し、「デジタルネイティブからAIネイティブへ――高等教育の実践的課題」というテーマで講演が行われました。　
講演では、デジタルネイティブはどのような歴史的体験を共有したかによって “ケータイメール世代”“ソーシャルネイティブ”“スマホネイティブ”“AIネイティブ”などと分類が可能であることや、高等教育におけるChatGPTの活用事例などが紹介され、高等教育変革の必要性が指摘され、質疑応答も活発に交わされました。アーカイブの視聴者も合わせて、参加者は200名を超え、全体として実りの多いワークショップとなりました。

教養教育運営委員会ＦＤ小委員長　池上　賢