改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2024.3.22

実践的な職業教育の充実
-2年・3年・4年ゼミナール-

科 目 名:2年・3年・4年ゼミナール
テ ー マ:選挙報道の社会的意義について考える
実 施 日: 2024年1月16日(火)
担当教員: 政経学部教授 宮下 量久
講  師:杉田 淳氏(NHK報道局選挙プロジェクト 記者)
活動内容:
まず、杉田淳氏(NHK報道局選挙プロジェクト)からは、NHKの概要や杉田氏のキャリアについて話していただき、ゼミ生はNHKの社会的役割や実際の選挙報道を学びました。特に、第3代学長・後藤新平がNHKの前身「東京放送局」の初代総裁であることをご紹介いただき、学生は本学とNHKの共通性に関心を持っていました。また、報道の使命は「災害と選挙が2本柱」であるが、SNSの浸透から情報伝送路の変化しており、能登半島地震でも多数のデマ情報が出回っている現状をご説明いただきました。学生は正しい情報を得るために、慎重な情報収集と自らの価値基準の重要性を再認識した様子でした。
また、杉田氏は緑内障を患い、視覚に障碍を持つ立場でも、自分の意志さえあれば精力的に仕事ができる姿を示してくれました。実際、スマホ音声機能による仕事の実演を見せてくださり、学生は感銘を受けた様子でした。さらに、選挙費用のクイズなど、学生を飽きさせない工夫を随所に入れて、選挙の実態についても学生にわかりやすく説明していただきました。

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