改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2021.11.29

実践的な職業教育の充実
-国際学部クラスゼミナール-

科目名 国際学部クラスゼミナール
テーマ :
社会貢献活動を職業にする
実施日 :
2021年10月29日(金)
担当教員 :
新田目 夏実 国際学部教授
講師 :
召田 安宏 氏〔公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA) 広報課広報担当〕
活動内容 :

クラスゼミは大学の学習に必要なアカデミックスキルを身につける時間(一年生必修)であるが、10月29日の授業では、国際学部の理念である社会貢献・ボランティア活動の大切さと、キャリアとしてのNGO活動、社会貢献活動の実際を学ぶことを目的として授業を行いました。
本学部の卒業生であり、「NGO業界」で活躍中の召田安宏氏にご講演いただきました。召田氏の講演内容は以下の通りです。
1.大学卒業以来の自己紹介
2.SVAの活動するタイ、ラオスを中心とした社会問題の紹介、特に子供の貧困と識字教育の重要性について
3.NGO活動をするためには、「専門性」、自由な「発想力」および周囲の人々との「協働」が大切であること
4.コロナ禍で日本でもできる活動としての絵本を翻訳して現地に届ける運動について
5.大学での学び・経験の重要性―国際学部での専門的学習および海外体験が今のキャリアを助けていること
召田氏の講義からは、特に、途上国の貧困の実体、識字教育が重要であること、また、大学での学びや体験が将来のキャリアにつながっていることを伝えることができました。なにより、先輩の話を直接聞いたことが大きな印象となって残っている様子がうかがえました。その点で、今回の講演は、一年生の問題意識を高めるにあたって大変効果的な授業となりました。

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