改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2021.12.6

実践的な職業教育の充実
-3年ゼミナール-

科 目 名:3年ゼミナール
テ ー マ:農業関係アプリとブラジル
実 施 日:2021年10月13日(水)
担当教員:竹下 幸治郎国際学部准教授
講  師:濱田 安之氏〔(株) 農業情報設計社 代表取締役CEO〕
活動内容:竹下幸治郎ゼミでは、中南米地域について様々な切り口から学んでいます。今回、同ゼミでは、日本最大のピッチコンテスト(起業家らがビジネスモデルを投資家などにアピールするコンテスト)で優勝経験もある農業関係のスタートアップ・農業情報設計社(帯広市)の濱田安之CEOをお招きして話をうかがいました。
農業情報設計社の特徴を一言で表すと「農業×IT」です。効率的にトラクターを運転するためのアプリや機器を開発している同社はまた、起業当初から海外市場を見据えた事業展開を行ういわゆる「ボーングローバル企業」でもあります。
濱田CEOによると、海外市場の中でも最もユーザーが多いのはブラジルとのことで、同氏は、ブラジル市場のポテンシャルの大きさ、そして実際に出張に行かれた際に感じたブラジルの魅力を強調されました。
また、農林水産省の関連機関(農研機構)という安定した職場を辞めてまで起業したその信念、そしてスタートアップ経営の苦労話なども包み隠さず披露頂きました。
参加した学生からは、「自分が選んだ仕事への愛、熱意、必死で生きているという話がとても印象的だった」との声が聞かれました。

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