改革改善の取組

Improvement Reform

  • 実践教育

2022.6.22

実践的な職業教育の充実
-キャリアデザイン(留学生)-

科 目 名:キャリアデザイン(留学生)
テ ー マ:「社会人に学ぶ」
実 施 日:2022年4月25日(月)
担当教員:高橋 薫 政経学部 講師(非常勤)
講  師:株式会社巴商会 ニへマット ニジャット氏(2021年3月商学部経営学科卒業)
活動内容:
キャリアデザイン第8回では本学の卒業生を授業に招き、「社会人に学ぶ」というテーマでゲストトークを実施しました。ゲストは産業用ガスの専門商社である株式会社巴商会のニへマット ニジャット氏(2021年3月商学部経営学科卒業)と同社総務部人事課の齋藤 友起子氏です。まず、齋藤氏から同社の企業理念や会社概要、外国籍社員の採用状況やキャリアパスについてお話しいただきました。同社では留学生を積極的に採用しており、学校・文理・性別・国籍・年齢などを問わず、様々なフィールドで活躍しているそうです。次に、ニへマット氏から、学部時代の過ごし方や、就職活動、現在のお仕事や今後のキャリア展望などについてお話を伺いました。ニへマット氏は学部時代に留学生パートナーズというサークルを立ち上げ、留学生と日本人学生との交流を深める活動に力を注いだそうです。就職活動当初は自己分析や企業分析が足りずなかなか思うようにエントリーシートが書けなかったそうですが、本学の就職課で「あなた自身がどんな人で、どんな能力をもち、それをどのように発揮できるのかを考えなさい。会社の人はそれを見て自分の会社が求める人材かどうかを判断します。」と言われ、自己分析や企業分析に真剣に取り組んだそうです。その結果、株式会社巴商会の企業理念が「お客様のためになることをする」であり、学生時代に留学生と日本人学生のために双方の立場に立って考えて行動した経験が、会社の企業理念と深く通じると感じ、この会社で働きたいと強く思うようになったそうです。ゲストトーク後の学生のアンケートを見ると、お二人の話を伺ったことで、「就職活動について具体的なイメージを持つことができた」「就職活動に対する不安感が軽減した」「先輩の話を聞き、学部時代に何に力を入れるべきか、学部時代の過ごし方がわかった」と多くの学生が感じていることがわかりました。

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